犬フィラリア症は発症したら、大変な病気。
まずはどんな病気か、知ることからはじめましょう。
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犬フィラリア症って、どんな病気?
犬フィラリア症とは、「犬糸状虫症」ともいわれ、犬が主に感染する病気です。 犬糸状虫が蚊を媒介して、犬の心臓や動脈に寄生することにより 血液の流れが悪くなることで、体の中のいろいろな部分に障害が起きます。
どうやって感染するの??
フィラリアに感染している蚊が、犬を刺すことで感染し、発症します。
室内犬も例外ではありません、室内にも蚊はいます。
室内にも、散歩やお出かけの時にも、感染するリスクがあります。
どのわんちゃんでも感染リスクが…!!
主な症状
犬フィラリア症に感染しても、すぐに症状が現れることはなく、数年後に現れることがほとんど。
そして、症状が現れた時には、すでに重症であることが少なくないのです。
初期症状(軽度)
- 息が浅く、早い
- よく咳をする
- 食欲不振
- 散歩を嫌がる
進行症状(重度)
- 重度の貧血
- 寝てばかりいる
- お腹に水が溜まる
- 血尿がでる
フィラリア症は、放置していると、最終的には死にいたるとても怖い病気です。
発症してしまうと、外科手術か副作用の強い駆虫薬での治療となり、犬に大きな負担がかかることになります。
まずは、感染予防を第一に考えてあげてください。
フィラリア症の予防シーズンが
長期化してきています。
近年、温暖化の影響や住宅環境の向上により、蚊の活動期間が伸びたことで
フィラリア症は夏だけが予防シーズンではなくなってきました。
一年間予防する通年予防で最後までしっかりと予防することが重要となってきています。
最後まで、しっかりと予防しましょう!
※地域によって、予防する時期は異なります。
安心して一緒に暮らすためには、正確な予防が大切。
それをしてあげるのが、飼主さんの愛情です。